神楽坂のベルギー・ビールの店にはウエス・モンゴメリーのギターが鳴り響いていた。
その『フル・ハウス』を何度聴いたことか。
そこで同い年のT氏とジャズ・談義。
彼 がスティーヴ・レイシーの『ストークス』の録音現場にいたとは全然知らなかった。
そんなことがあるから、何事も話してみなければ分からない。
レイシーといえばMusikで最初の発売にしようと目論んでいるポール・ブレイのレーベル「IAI」にも、マイケル・スミスとのデュオ作『サイド・ラインズ』があったっけ。
この美しい音楽を詰め込んだ作品を世に出せたらと、強く思う。
久しぶりに「IAI」からのメール、その内容にこそ、Musikの第一歩がかかっている。
武者震いとはこのことか。